先人に学ぶ
「写真を本格的にやりたいと思い立って...」と話すと(本格的とはいえ、もちろんそれで生計を立てるというものではない。音楽と並ぶ生涯の趣味として。)、自分もやってます!と色々レクチャーしてくれたり、作品を見せてくれたりする人が居る。
機材や撮影環境等、気合いを入れて作品を撮りためているその人にとっての正解が有るらしい。私にはピンと来ない話だったが。
ピンと来ないだけなら良かったのだけど、私が、あ〜この人とは写真への向かい方がかなり違うかもなぁと感じたのは、その人が「自分は寂しい感じの写真が好きなんですよ」と言った時だった。
「寂しい感じの写真を撮る」のか、「寂しい感じの写真が撮れる」のか、大分違うと思う。その人は前者の様な気がした。それはそれでひとつの方法で、自分の場合はそうはしたくない。
寂しい思いは出来ればしたくない。それでもどうしようもなく寂しい時はやって来る。抱えた寂しい思いが表に顔を出す時も有るだろう。そんなことを考えてる人が撮った写真が、寂しい感じに見えることも有るだろう。
本屋に行って、写真コーナーに立寄る楽しい時間が増えた。そこで見つけた、ルイジ・ギッリの『写真講義』。帯の文章の通り、写真だけでなく文章にも惹かれた。文章とは言っても、大学の講義を採録した体裁なので、語りに惹かれたと言うのが正しいかも。いずれにせよ、写真のイロハを通して生き方の話を聴いている様で、ルイジ・ギッリが写真や物事と向き合う姿勢や絶妙な距離感、彼の知恵が大いに参考になるとても濃い内容だ。久しぶりにハッとする本を見つけることが出来た。
かなり重要な1冊になるだろう。
ハンマーに感激
新宿三井住友ビルで北条司さんの原画展が開催されている(10:00〜22:00 入場無料 11月8日日曜日まで)。
後ろに見えるのは、
ファンには堪りません。
エンジェルハートのドラマ化、凄く気に入っている。シティハンターを観ていたファンからすると、エンジェルハートは少し複雑な気持ちで見るところも有りつつ、実はエンジェルハートの方が好きかもしれないなと感じる瞬間も有る。ドラマの初回、エンディングテーマが物語の終わりに被って流れる時思わずGetWildが頭を過ぎったけど(笑)、西内まりやさんが歌うSave Meはいい雰囲気だなと思う。
原画展会場の外では、木の葉が色づき始めている。もうすぐ、『枯れ葉舞う北風』がやって来る。シティハンターのエンディングといえば、STILL LOVE HERも名曲。
夏から秋へ
夏の海を見に行かなきゃと、8月も終わる頃に江の島に行った。
なんとなく、江の島に行ったら、これからは神社にお参りした後はもう海辺で過ごすことにした。
もうすぐ秋が来る。
紅葉とか、綺麗な景色をもっと見たまんま残したい思いが強まり、遂に買ってしまった。
新型が出た為に値崩れした旧式を。しかし初心者には十分過ぎる性能。
街中で試し撮りを敢行し、
中秋の名月を撮る。働いて、もっと寄れる望遠レンズを買おう。
しかし、ミラーレス一眼を手にして改めて思うのは、「あ!今!これ!と感じたものを、目に見えるままで」
ということで、望遠レンズで狙いを定めるよりも単焦点レンズを先に手にしようと思う。
お金が貯まる間、写真のイロハも覚えねば。
人波をかき分けるゴールデンウイーク
海が見たいと思い、鎌倉方面へ。江の島に行く前、神社へお詣りすることに。
葛原岡神社や銭洗弁財天に立ち寄る途中、源氏山公園から富士山が見えた。山の眺めもよろしいな。新緑と青空も。
一度は行っておきたかった佐助稲荷神社へ。住宅地を通り抜けて行く珍しい立地。
次の日、ならば都心へ行くかと浅草へ。しかし、江ノ島の混み具合と変わらず。こりゃたまらんということで、一先ず喫茶店へ逃げ込む。
ひっさびさにホットケーキ食べた。本当に美味しかった。が、浅草でしたことはこのホットケーキを食べることだけになった。
人波をかき分ける、とタイトル付けたけど、人波から逃げてるなこりゃ。
これまでの職業柄、カレンダー通りに休んだのは今年が初めてと言って良く、経験不足準備不足を痛感した。
試験に通るまでは、完全なるGWは無いのだが。最高の、突き抜ける位痛快なGWは何時だ⁈